平成27年 元日

 新しい年を迎え、本年も檀信徒の皆様のご多幸を、住職は本尊様に祈念いたしました。
 昨年、当院では次のようなことがありました。


■ 本山東寺に、インドのモディ首相と安倍総理大臣がそろって参拝 ■

 平成26年8月、宝善院の本山東寺に、インドのモディ首相と安倍総理大臣がそろって参拝されました。東寺役員より真言宗とインド密教の相似性についての説明を、モディ首相は興味深く聞かれました。安倍首相は中学卒業旅行以来の参拝でした。お二人は東寺講堂(国宝)の大日如来に深々と合掌礼拝されました。

■ ハワイから永代供養のお申し込みに来山 ■

 昨年8月、突然のお客様がありました。お話しをうかがっていると、なんとハワイから昨日到着され、当院の永代供養をお申し込みに来られた方と分かりました。当院の事はハワイからインターネットで検索済みとのことでした。平塚に親族がおられます。世界は本当に狭くなりつつあります。最近ではフランスからお父さんのご法事にフランス人の奥さんとかわいい女の子を連れたご夫婦のお参りがありました。(永代供養会員)
 平塚市役所観光課がフェイスブックで当院の地下霊場をご紹介くださり、『湘南リビング・ニュース』でも当院地下霊場を掲載してくれ、参拝者増加中です。宝善院は小さな寺ですが、インターネットにより世界に情報を発信しています。


四国八十八ヶ所地下霊場へ・・・ 

■ 少子高齢化と宝善院の未来 ■

 「ご存知ですか?」現在わが国では毎年、平塚市と同じ人口・25万人がいなくなります。これは10年ごとに大阪市(250万人)が消滅することと同じです。全国に「消滅予測地域」が心配され始めました。当院にも、後継者を心配する墓地が多数現れています。これからの時代、人口激減社会に対応することは、お寺も同じです。宝善院では25年前に始めた「宝善院永代供養の会」は、現在、会員数は檀家さんの数を超えました。墓地の将来をご心配の方は一度ご相談ください。

 本年も当院は「宝善院百年持続計画」を考えます。